古い感覚?

 

 

特別ドリカムのファンてわけではありませんが、先日、とあるお店で、ドリカムの初期のポップなラブ・ソング(「うれしい!楽しい!大好き!」や「うれしはずかし朝帰り」など)が流れていて、曲に耳を傾けていると、最近のJ-POPのラブ・ソングより、こういった、ドリカムの初期のポップなラブ・ソングのほうが、恋愛の楽しい感じやウキウキした感じのイメージが伝わってくるなあと思ったりしたんだけど、この感覚って、世代的なものというか、古い感覚だったりするのかもしれないなあと、そんなことをふと思ったりしました。

  

 

   

 

 

スクラップ・アンド・ビルド

 

 

(ちょいネタバレあり(?)の感想です)

 

 

先日、羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」を読みました。

 

芥川賞受賞作ですね。

 

話の本筋は、主人公の健斗の日常と、同居している祖父の介護についてなんですが、話の後半で、健斗が、付き合ってる彼女から距離を置かれてしまうんですが、本筋より、こっちのほうが気になってしまいました・・・。

 

その後、健斗と彼女の関係について、特に展開はないんですが・・・。

 

 

スクラップ・アンド・ビルド

スクラップ・アンド・ビルド

 

   

 

 

 

蹴りたい背中

 

 

先日、綿矢りささんの「蹴りたい背中」を読みました。

 

綿矢りささんの二作目で、芥川賞受賞作ですね。

 

で、綿矢りささんの小説は、「蹴りたい背中」を含めて、「インストール」「夢を与える」「ウォーク・イン・クローゼット」と、四冊読んでますが、「蹴りたい背中」が一番インパクトが弱かったですかねえ。

 

あと、後半の展開で、女二人・男一人の三人で、ライブに行くシーンがあるんですが、「ウォーク・イン・クローゼット」でも、似たような展開があって、綿矢りささんは、話を展開する上で、ライブに行くシーンを入れるのが好きなのかなあと思ったりしました。

 

 

蹴りたい背中 (河出文庫)

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明烏 あけがらす

 

 

先日、映画「明烏  あけがらす」を観ました。

 

福田雄一監督作品ということで観てみました。

 

基本、ワン・シチュエーション・コメディーで、舞台みたいな作品でした(調べてみたら、実際に舞台でやった作品を、映画化したものみたいです)。

 

で、菅田将暉さんや吉岡里帆さんといった、今売れてる若手の役者さんたちが出てますが、やっぱり、福田雄一作品の常連でもある、ムロツヨシさんと佐藤二朗さんが一番印象に残りますね。

 

 

明烏 [DVD]

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ウォーク・イン・クローゼット

 

 

(ちょいネタバレあり(?)の感想です)

 

 

先日、綿矢りささんの「ウォーク・イン・クローゼット」を読みました。

 

二つ話が収録されてるんですが、「いなか、の、すとーかー」は、最終的に真っ当なオチにたどりつく、「世にも奇妙な物語」っぽい(?)話で、タイトル作の「ウォーク・イン・クローゼット」は、その時々で服装を変え、いろんな男の人とデートをし、彼氏を探してる女性が主人公の話で(去年放送された、「ゴロウデラックス」の中で紹介されてました)、読む前は、嫌な感じの女の人の話なのかなあと思いきや、意外とそうでもなく、アラサー女子の青春小説といった印象を受けました。

 

しかし、綿矢りささんは、純文学の作家から(なにをもって純文学とするのか基準はわかりませんが・・・)、エンターテイメント作家として、成長してる気がしました。

 

 

ウォーク・イン・クローゼット

ウォーク・イン・クローゼット

 

 

 

 

クリーピー 偽りの隣人

 

 

先日、映画「クリーピー  偽りの隣人」を観ました。

 

黒沢清監督作品ですね。

 

で、観た感じ、黒沢清監督的世界観のサスペンス作品でありつつも、ほかの黒沢清監督作品に比べると、娯楽性が高い気がしました。

 

しかし、香川照之さんは、芝居が上手ですね。

 

 

クリーピー 偽りの隣人[DVD]

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下北サンデーズ

 

 

先日、石田衣良さんの「下北サンデーズ」を読みました。

 

以前に、ドラマ化もされてる作品ですね(ドラマ版は未見ですが、、脚本が河原雅彦さん、演出が堤幸彦さんだったことを記憶してます。あと、藤井フミヤさんの主題歌が、大瀧詠一さんぽい曲だったことも記憶してます(記憶が曖昧だったので、あらためて調べましたが・・・)。

 

読みやすかったですね。

 

読みやすかったですけど、辛口なことを言うと、作家志望の素人の人が書いた小説みたいなでした。

 

なので、石田衣良さんは、やっぱり「池袋ウエストゲートパーク」が1番良いんじゃないかなと思ったりしました(とはいえ、石田衣良さんの作品を全て読んでるわけではありませんが・・・)。

 

 

下北サンデーズ (幻冬舎文庫)

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