先日、若林正恭さん(オードリー)の「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読みました。
一昨年の夏休みに、若林さんが行ったキューバ旅行について書かれた本なんですが、若林さんが、キューバ旅行について話した、「オードリーのオールナイトニッポン」も聞いていたので、そこで話した話が、よりくわしく書かれてる旅行記といった印象を受けました。
それで、基本キューバ旅行記なんですが、最後に違った展開を見せます。
その最後の展開には、少しグッと来るものがありました。
先日、映画「22年目の告白 ー私が殺人犯ですー」を観ました。
この映画を批評した、「ウィークエンド・シャッフル」を以前聞いていたのと、「サイタマノラッパー」の入江悠監督作品ということで観てみました。
韓国映画「殺人の告白」のリメイクということですが(原作映画のほうは未見です)、サスペンスの娯楽作品といった感じでした。
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(ちょい「ネタバレあり」の感想です)
先日(去年)、山崎ナオコーラさんの「昼田とハッコウ」を読みました。
幸福寺(吉祥寺)にある、アロワナ書店という本屋さんが舞台の小説ですね。
それで、話の本筋からはズレてしまうんですけど、とある登場人物の実の父が、幸福寺にいるホームレスだということがわかり、その登場人物が、育ての母に、実の父について聞くと、育ての母が、「あなたのお父さんは、仕事(サラリーマンではなくて、たしか自営業)をしてたんだけど、性格がナイーブ過ぎて、仕事がダメになって、ホームレスになってしまった」みたいなことを話すシーンがあって、この、性格がナイーブ過ぎるがゆえに、仕事がダメになってホームレスになってしまったという、とある登場人物の実の父が気になりました(このホームレスに関しては、少ししか書かれてません)。
あと、表紙が本屋さんの写真で、その本屋さんが気になり、本の中に書かれていたので、調べてみると、ブックス・ルーエという本屋さんで、実際に吉祥寺にある3回建ての本屋らしく、アロワナ書店と特徴が似ているので、この本屋さんが、アロワナ書店のモデルなんだと思います。
あと、タイトルがサリンジャーの「フラニーとゾーイ」みたいだなあと思ったりしました(「フラニーとゾーイ」、読んだことないけど・・・)。
先日(去年)、佐藤多佳子さんの「明るい夜に出かけて」を読みました。
主人公が、「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」のリスナーであり、ハガキ職人でもあるという設定で(それがきっかけで、新たに友達ができたりします)、深夜ラジオに纏わる青春小説でした。
それで、ある程度年齢のいった作家さんが青春小説を書くと、登場人物たちの会話や雰囲気などが、古く感じたりすることがあるけど、今作はそんなことなかったです。
また、深夜ラジオに関して、よく取材されてるなあと思ったりしたんだけど、「あとがき」を読んだら、佐藤多佳子さん自身が深夜ラジオのファンらしく、どうりでくわしく書かれてるわけだ。
あと、「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」はもう終わってしまっているので、「アルコ&ピースのD.C.GARAGE」聞いてみようかなあと思ったりしました(で、実際聞いてみたりしてる・・・)。