先日、木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」を読みました。
僕は、ドラマ版のほうを先に見たんですが、ドラマ版と変わらない世界観でした(そりゃそうですよね。ドラマ版の脚本も木皿泉さんですから)。
でも、「夕子」「一樹」など、ドラマ版にはない話があったりしました(逆に、ドラマ版にしかないエピソードもあった気がします)。
「夕子」は、一樹のお母さんの話で、「一樹」は、この小説のタイトルに関係した話。
また、「虎尾」は、ドラマ版でもある話なんですけど、原作だと、虎尾の女性観などがくわしく書かれていて、ここら辺のことは、ドラマ版では、ここまでくわしく描かれてなかった気がします。
しかし、ドラマ版を先に見てると、どうしても、ドラマ版に出てた役者さんたちをイメージして読んでしまいますね。
- 作者: 木皿泉
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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