先日、樋口毅宏さんの「ドルフィン・ソングを救え!」を読みました。
タイム・スリップもので、フリッパーズ・ギターや小沢健二さんやコーネリアスの曲名や歌詞を、いたるところに引用(サンプリング)した作りの小説でした。
読みつつ、この登場人物はあの人のことを指してるのかなあ?とか、いろいろ想像して読んだりしました(実際にいる人たちをモデルにしてると思うので、下手したらクレームとか来るんじゃないかなあとも思ったりしました)。
中身は、事実半分、想像半分て感じなんですかね?
そして、「あとがき」を読むと、続編がありそうな感じでした。
しかし、ドルフィン・ソング(フリッパーズ・ギター)の終わり方は、サスペンス的な描き方で、ちゃんとした理由みたいなものははっきり描かれていないので、やっぱり、フリッパーズ・ギターの解散理由は、本人や近くにいたスタッフの人たちにしかわからないんでしょうね。
そして、樋口毅宏さんの小説は、「ドルフィン・ソングを救え!」以外にも、2冊読んでるんですが、「ドルフィン・ソングを救え!」が一番読みやすいような気がしました。
そして、今作に関しては、ちょっとマンガっぽい雰囲気も感じたりしました。