先日、山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)の「猫と五つ目の季節」を読みました。
読む前は、音楽の話と、猫の話と、半々くらいなのかなあと思っていたんですが、実際は、猫の話がほとんどでした。
猫の話が「9」に対して、音楽の話は「1」、くらいの割合ですかね。
しかし、この小説、実際に猫を飼ってる人は、涙なくしては読めない小説だと思います。
そして、音楽の話では、メジャーでの2年の契約が終了する辺りの話が印象に残りましたかねえ。
やっぱり、マニアックなところで支持されてて、多少名前が知られてたり、音楽雑誌で取り上げられてたり、PVがテレビで流れてたりしても、良い給料がもらえるわけでもなく(ゲスいこと書いてすみません)、実際にCDが売れなければ、契約が切られてしまうシビアな世界なんだなあと。
GOMES THE HITMANは、メジャーでの最初のアルバム「weekend」が特に好きでした。