2016-05-28 泣かない女はいない 本 先日、長嶋有さんの「泣かない女はいない」を読みました(長嶋有さんの小説は、「ジャージの二人」を以前読んでます)。 「ご本、出しときますね?」に長嶋有さんが出演したとき、「泣かない女はいない」の帯の推薦文を、キリンジの堀込高樹さんに書いてもらったエピソードを喋っていて、それで気になって読んでみました。 なんだろう、表題作は、淡いブルーな雰囲気で(小説だから、色があるわけじゃないんですけど)、淡々と進むお話しで、映画で言うと、単館上映系の邦画、みたいな感じの小説でした。 もう1作の「センスなし」も、表題作と同じく、淡々と進むお話しなんですが、こちらは、家を出て行った旦那が延滞していたAVを、主人公である妻が、ビデオ・レンタルに返しに行くといった、珍しい設定のお話しでした。 泣かない女はいない 作者: 長嶋有 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2005/03/15 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (125件) を見る