(ちょいネタバレありの感想です)
先日、岩井俊二さんの「リップヴァンウィンクルの花嫁」を読みました。
映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の原作小説ですね。
で、読んでみた感じ、基本ストーリーは同じなんですけど、小説のほうが、主な登場人物たちのバックボーンや心理状態がくわしく書かれてますね。
で、映画版を観て気になった安室に関してですが、そんなにくわしく書かれてるわけではないんですけど、やっぱり七海に絡んできた別れさせ屋の仕事に関わってたみたいですね。
なんか、真白から依頼された仕事を頼む相手として、最初から七海を狙ってたっぽいし、真白から依頼された仕事を七海に引き受けさせる状況を作るために、安室が仕向けたっぽい(もしくは、七海と旦那さんを別れさせるために、旦那さんのお母さんから依頼があって、それをうまく利用したのかもしれませんが・・・)。
こういった要素から考えると、やっぱり安室は、悪い人間だったのかなあと(白黒はっきりつけられないような、微妙な感じなんですが・・・)。