TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ

 

 

先日、映画「TOO YOUNG TOO DIE!  若くして死ぬ」を観ました。

 

宮藤官九郎さん、監督・脚本作品ですね。

 

地獄を舞台にした(現生と行ったり来たりしますが)、音楽演劇といった感じの作品で、高校生の片想いを、特殊な形で描いた作品といった感じでしょうか。

 

で、宮藤官九郎監督作品は全て観てますが、映画だと、宮藤官九郎さんがやりたいことを追求するからなのか、ちょっとマニアックな世界観になりがちだと思うんですね(なので、宮藤官九郎さん自身は、こういった世界観のほうが、やりたい方向性なのかもしれません)。

 

あと、映画だと、宮藤官九郎さん脚本のドラマの特徴でもある、登場人物同士のおもしろい会話、テンポ良く話が進んでいく感じ、そして、伏線が張ってあって、回収されてく感じが、薄まってる気がするんですよね(そういった要素が全くないわけではないんですが)。

 

なので、僕は、宮藤官九郎作品は、ドラマのほうが好きだなあと思ったりしました(ドラマのほうが、一般層を意識して脚本を書くと思うので、バランスも良い気がします)。