キセキ ーあの日のソビトー

 

 

先日、映画「キセキ  ーあの日のソビトー」を観ました。

 

GReeeeNのことは全然知らないですし(テレビで曲が流れてるのをチラッと聴いたことがあるくらい)、ファンでもありませんが、なんとなく観てみました。

 

ミニシアター系の映画でもないですし、玄人受けする芸術的な映画でもありませんが、期待しないで観たからか、素直な音楽青春ものといった感じで、なかなかよかったです(監督の兼重淳さんは、是枝裕和監督作品で、助監督をやってた人みたいです)。

 

それで、興味深かったのは、菅田将暉さん演ずる弟さんが、GReeeeNのソング・ライターなんですが(お兄さんがトラック・メーカー)、その弟さんが、予備校生時代に、吉田拓郎さんや海援隊を聴いていて、それで、弟さんが大学に入学し、友人たちとカラオケに行って、ケツメイシを歌ってるシーンがあって、それを観た僕は、なるほど、70年代のフォークからの影響(日本人の心の琴線に触れる部分)と、ケツメイシのような、ゴリゴリのヒップホップではなくて、J-POPに入るようなライトなラップからの影響(若い人に受ける要素)が合わさったことによって、それが受けて、GReeeeNはヒットしたのかなあと(顔出ししないミュージシャンで、これだけヒットするのはすごいですね)。

 

そんな風に、GReeeeNがヒットした理由を勝手に分析して、妙な納得したのでありました。

 

 

キセキ ーあの日のソビトー 通常版 [DVD]

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