作家性

 

 

先日、「ゴロウ・デラックス」の岩井俊二監督がゲストの回を見ました。

 

で、ちょっと前に放送された、脚本家の山田太一さんがゲストの回で、「最近のドラマは、脚本家オリジナルの作品は少なく、小説やマンガが原作のものが増えてきてて、脚本家自身の作家性を重んじてなく、こういうことをしていると、その文化は衰退していく」みたいなことを言っていて、で、その回を岩井俊二監督も見ていたらしく、その山田太一さんのコメントに対しての解決策として、「小説家やマンガ家は、自分でストーリーを考えて、そこに魂を込めて作品を書いているから、小説家やマンガ家が、2~3年、映像を撮る技術を学んで、映画を撮ると良いと思う」みたいなことを言っていて、なるほどなあと思ったりしました。