先日、とある通りを歩いていたら、ブイブイ低音をきかせながら、大音量で音楽を流して走ってくる車がいました。
「なんの曲を流してるんだろう?」と思い、耳をすましてみると、槇原敬之さんの「どんなときも」でした。
この選曲から、運転してる人は、マナーは悪いけど、悪い人ではないかもしれないと、そんなことをふと思ったりしました(僕の勝手な想像ですが・・・)。
Sunny Day Service - 卒業【Official Video】
先日、曽我部恵一さんのSoundCloudにアップされている「遠い太鼓」と、サニーデイ・サービスのアルバム「the City」に収録されている「卒業」を聴き比べてみたんですけど(「遠い太鼓」と「卒業」は、タイトルが違うだけで同じ曲です)、この2曲、ミックスが違いますね。
「卒業」のほうが、淡い感じになってる気がします。
特に、ボーカルの処理の仕方が違いますかね(ボーカルにエフェクトがかかってるというか、エコーがかかってるというか、ふわ~と広がる感じになっている)。
あと、最後のギター・ソロも、「遠い太鼓」よりも「卒業」のほうが、はっきり聴こえる気がします。
先日、曽我部恵一さんのSoundCloudを発見しました。
曽我部さん、SoundCloudやってたんですね。
曽我部恵一さんとサニーデイ・サービスの未発表曲集を見つけたみたいで、得した気分です。
それで、アップされてる曲をひと通り聴いてみたんですけど、「永遠なんて」が良いですね。
「パンチドランク・ラブソング」に通じるような、ギターポップっぽい曲調で。
また、サビに入ると、曽我部さんの歌が裏声になり、ビートにスネアが入ってきて、エレキギターのカッティングも入ってきて、スピード感が増す感じが良いですね(キラキラした音が入ってくるのも良いですね。アコギの音ですかね?)。
あと、サニーデイ・サービスのアルバム「the City」に収録されてる曲も数曲アップされていて(どうやら1年前にアップされてるようなので、アルバム発売前からアップされていたんですね)、「卒業」もアップされているんですが、最初は、タイトルが「卒業」ではなく、「遠い太鼓」だったんですね(そういえば、村上春樹さんの本で、「遠い太鼓」という本がありましたね)。
こういうのを知れるのも貴重です。
Sunny Day Service - 卒業【Official Video】
先日、サニーデイ・サービスのライブDVD「夏のいけにえ」を観ました。
すごいよかったです。
すごいボリュームの、ベスト・アルバム的なライブDVDといった感じで。
もう、代表曲全部やってるんじゃないか、くらいの勢いです(冷静に考えてみると、やってない代表曲ももちろんあるんですが)。
それで、すごいボリュームなので、ライブ丸ごと全曲収録されてるのかなあと思い、調べてみたら、ライブ当日は、2曲目に「素敵じゃないか」をやっていて、どうやら、「素敵じゃないか」だけがカットされてるみたいですね。
これは残念。
「素敵じゃないか」、好きなので聴きたかったです。
と、ここで終わる予定だったんですが、先日、サニーデイ・サービスの丸山晴茂さんが亡くなられた訃報が発表されました(「夏のいけにえ」を観たのも、「夏のいけにえ」の感想を書こうと思い、下書きを書いてたのも、訃報が発表される前だったので)。
残念です。
「青春狂走曲」での丸山さんのインタビューでは、サニーデイ・サービスに復帰することに対して、とても前向きな意思を感じさせるインタビューだったので、体調がよくなり次第、戻ってくるものだと思ってました。
47歳って、健康だったら、まだまだ何十年も音楽できる年齢ですよね。
もう、あのもったりした、それでいて、ブレイクビーツ感漂うドラムが聴けないんですね。
残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
それで、考えてみたんですけど、「苺畑でつかまえて」は、丸山さんが叩いたドラムをエディットして使ってる、みたいなことを、以前曽我部さんがインタビューで言ってたと思うので、この先、世に出ていない丸山さんが叩いたドラム・トラックをサンプリングして、ループさせて、その上に田中さんがベースを弾き、曽我部さんがギターを弾いて歌を歌う、という、ヒップホップ的な手法かもしれませんが、そういった3人での曲作りの仕方もアリなのかなあと思ったりしました。
先日、サニーデイ・サービスと北沢夏音さんの「青春狂走曲」を読みました。
過去のインタビューや、新たに取材したインタビューをまとめた本で(過去のインタビューでは、読んだことがあるインタビューもありました)、中でも、曽我部さん、田中さん、丸山さん、渡邊さん(当時のサニーデイ・サービスのディレクター)のインタビューをまとめた、「青春狂走曲」(1と2)という章が読み応えがありました(特に、田中さんと丸山さんのインタビューが読めるのが貴重ですね)。
当時のことを赤裸々に語っており、その時々のバンドの内情を知ることができる、とても貴重な本でした。
この本を読むと、サニーデイ・サービスの作品を聴き返したくなりますね。
サニーデイ・サービス/「青春狂走曲」