(ちょいネタバレありな感想です)
先日、映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。
久しぶりの、実写の岩井俊二監督作品ですね。
よかったです。
で、岩井俊二監督作品て、女性ウケしそうな、映像美や世界観が注目されがちだと思うんですけど(もちろん、そういった要素は、今作にもあります)、普通にストーリーがおもしろかったです。
3時間近くある映画なんですが、話が進んでくテンポが良いし、展開が全然読めなくて、退屈しませんでした。
ただひとつ気になった点が。
綾野剛さん演じる安室という男が、良い人なのが、悪い人なのか、いまちいわからなかりませんでした(いつでも七海を助けてあげて、一見良い人風なのですが・・・)。
●とあるシーンで、黒木華さん演じる七海に絡んでくる別れさせ屋から、七海を守るために、安室が登場するんですが、その別れさせ屋と安室が、どうやら知り合いらしい(別れさせ屋の仕事に安室がどれだけ関わっているのか・・・)。
●安室は、ランバブル(SNS上のとある人物)の友達ということになってるんですが、どうやら安室自身がランバブルらしい(七海に嘘をついている)。
●七海の人生が変わっていくのを、安室が、裏でどこまで牛耳っていたのか(又は、コントロールしていたのか)。
などなど・・・。
そんな点が気になりました。