先日、東野圭吾さんの「虚ろな十字架」を読みました。
東野圭吾さんの小説って、読みやすいエンターテイメント・ミステリー小説っていうイメージがあるけど、今作は、裁判や死刑がテーマになっていて、ちょっと難しかったですかねえ。
あと、ほかの作品に比べて、テーマが重い気がしました(なんて、東野圭吾さんの小説は、「プラチナデータ」しか読んだことがないので、比べようがないんですが・・・。あくまでも東野圭吾作品のイメージの話です・・・)。
先日、道尾秀介さんの「満月の泥枕」を読みました。
読んでて、ちょっと長過ぎるかなあと思ったりしました(このシーン、こんなに長く詳細に書く必要ある?って、読んでて思ったりとか・・・)。
まあ、道尾秀介さん自身も、長編小説2冊分の魅力を詰め込んだ1冊、と言っているので、もともとそういうコンセプトの小説で、しょうがないとは思うんですが・・・。
なので、もうちょっと削れるところは削って、もうちょっとコンパクトな形にしたほうが、もっと読みやすくなるんじゃないかなあと思ったりしました。
あと、道尾秀介さんの小説って、大雑把に言うと、普通っぽい世界観のミステリー小説と、おどろおどろしい世界観のミステリー小説と、2種類あると思うんですけど、今作は前者で、前者のタイプの作品の場合、複数の登場人物たちが、みんなでなにかを成し遂げる、みたいな設定が多いですね。
先日、道尾秀介さんの「サーモン・キャッチャー」を読みました。
いわゆる、それぞれ別の話がつながっていくタイプの小説なんですが(ネットでの感想だと、伊坂幸太郎さんぽいという感想が多いみたいです)、そういったタイプの小説としては、「こことここがつながるんだあ」という意外性だったり、それぞれの話がだんだんつながっていく、物語のうねりだったり、ドライブ感がちょっと弱いかなあと思ったりしました。
道尾秀介さんなら、もっとすごいの書けると思います(今作は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんとの企画ということで、いつもとは違ったものを書こうと思ったのかもしれませんが・・・)。
でも、タイトルの意味はうまいなあと思ったりしました。
【番組テーマソング初披露】いよいよ放送スタート!オープニングは3人の歌でスタート|稲垣・草彅・香取の72時間ホンネテレビついに開始!今日から3人のSNSが始動! #72時間ホンネテレビ開始
特別SMAPのファンというわけではないですし(過去、普通にテレビで見たり、好きな曲はあったりします)、SMAPの解散の事情もくわしくありませんが、先日放送の「72時間ホンネテレビ」、気になってはいました。
ですが、さすがに72時間は見れないので、ほとんど見れてなかったんですが(途中、チラッとは見たけど)、最後のライブの途中からエンディングにかけては見れて、見入ってしまいました・・・。
そして、小西康陽さん作詞作曲による、稲垣吾郎さんと草彅剛さんと香取慎吾さんの新曲「72」もよかったです(もろピチカート・ファイヴな曲調で、コーラスは、ノーナ・リーヴスの西寺郷太さん)。
AメロとBメロは、3人がそれぞれソロで掛け合いで歌う感じなんですけど、サビで3人の歌声が合わさると、もうSMAPな感じですね。
それで、見てて思ったんですけど、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん、今後も大丈夫そうですね(なんの根拠もありませんが・・・)。
また、都合の良い解釈ですが、この番組には、「僕らは独立して、僕らのやり方で基盤を作っていくから、中居くんも木村くんも、準備ができたらこっち来なよ」というメッセージが込められてるような気がしました(こちらも、なんの根拠もありませんが・・・)。
先日、コンビニの窓ガラスに貼ってある、ライブや音楽フェスや映画や演劇のチケット販売の案内のポスターがふと目に入り、その中に、「SOUL CAMP 2017」というイベントの案内が載っていて、出演者に目をやると、BRAND NUBIAN 、SHOWBIZ & A.G.、DE LA SOUL、BLACK SHEEPなどなど・・・。
それを見た僕は、「なにこの90年代のヒップホップ感満載の人選は」と思ったりしたのでした・・・。
もともとそういうコンセプトのイベントなのでしょうか・・・?(調べてみたら、ヒップホップじゃないけど、ROY AYERSも出るみたいです)
先日、かせきさいだぁのアルバム「かせきさいだぁのアニメソング!!バケイション!」を聴きました。
アニメ・ソングのカバー・アルバムで、ラッパー・かせきさいだぁとしてのアルバムといった感じではなく、歌手・かせきさいだぁとしてのアルバムといった感じでした。
それで、アニメ・ソングのカバーという名目のもと、かせきさいだぁが、好き放題にやってるといった感じです。
特に、曲のアレンジ面での話なんですが(特にイントロ)、大胆に引用してるのが、スタイル・カウンシル、シュガーベイブ、コーネリアス、などなど・・・。
ヒップホップで言うところの、大ネタ使いといった感じで、アニメ・ソングのカバー・アルバムなんですが、良いポップスのアルバムでした。
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