クリスマス

 

 


Sunny Day Service - クリスマス remixed by 小西康陽【official video】

  

 

先日、サニーデイ・サービスの「クリスマス -white falcon & blue christmas- remixed by 小西康陽」を聴きました(原曲は、配信リリース時に聴いてます)。

 

原曲は、メロウなファンクといった印象ですが、リミックス・バージョンは、原曲よりもクリスマスっぽい雰囲気で、そして、原曲からはガラッとコード進行を変えているんですが、違和感なくメロディーに合ってるリミックスですね。

 

 


Sunny Day Service - クリスマス【official video】

 

 

クリスマス -white falcon & blue christmas- remixed by 小西康陽 [ROSE-216] [Analog]

クリスマス -white falcon & blue christmas- remixed by 小西康陽 [ROSE-216] [Analog]

 

 

 

 

アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)

 

 

先日、小沢健二さんと日米恐怖学会の「アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)」を読みました。

 

ハロウィンに関する絵本なんですが、ハロウィンのことを描きつつも、タイトルに、「アイスクリームが溶けてしまう前に」とあるように、「今過ごしてるこの時間は、2度と戻らないかけがえのない時間なんだよ」、もしくは、「気持ちは変わってしまうから(忘れてしまうから)、今抱いているこの想いは、大切な想いなんだよ」、というメッセージが込められた絵本だなあと思ったりしました。

 

小沢健二さんの曲の歌詞で言うと、「さよならなんて云えないよ」の、「2度と戻らない美しい日にいると」、という歌詞とリンクしてる感じでしょうか・・・(そう考えてみると、小沢健二さんの表現は、音楽だったり、文章だったり、朗読だったり、いろんな形があるけど、表現したいことは、一貫してる部分もあるのかも・・・)。

 

 


小沢健二 - さよならなんて云えないよ

 

 

 

 

 

池袋ウエストゲートパークⅫ 西一番街ブラックバイト

 

 

(ちょい「ネタバレあり?」の感想です)

 

 

先日、石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパークⅫ  西一番街ブラックバイト」を読みました。

 

安定のシリーズ作といった感じでした。

 

しかし、全話とも、タカシとGボーイズが絡んでくる話で、「マコトに依頼が来る(もしくは、タカシから依頼が来て、事件に少し触れる)→タカシに連絡をとる→Gボーイズが協力する→事件解決」と、大体そういった感じで、「あれ?「池袋ウエストゲートパーク」の事件を解決する流れって、こんなにワン・パターンだったっけ?」と思ったりしました・・・。

 

過去作は、事件を解決する流れが、もっといろんなパターンがあったような気がするんですけど・・・(僕の記憶違いかもしれませんが・・・)。

 

 

 

 

 

リバーズ・エッジ

 

  

岡崎京子さんの「リバーズ・エッジ」(リアル・タイムではないですけど、昔読みましたよ〜)が、行定勲監督によって映画化されるんですが、主題歌が、小沢健二さんの新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」であることが今日発表されました。

 

そして、「アルペジオ」の歌詞が、小沢健二さんのオフィシャル・サイト「ひふみよ」で公開されました。

 

もうすでにネット上で話題になってますけど、当時のことをすごい赤裸々に書いた歌詞で・・・。

 

歌詞の中に出てくる、「君」はあの人で、「彼女」はあの人で、「古い友」はあの人で、なんて、大体想像がついてしまいます・・・(僕の想像が合ってるかはわかりませんが・・・)。

 

やっぱり、岡崎京子作品への提供曲なので、特別な想いがあるのと、今だから書けた歌詞なのかもしれませんね。

 

Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ

 

 

 

虚ろな十字架

 

 

先日、東野圭吾さんの「虚ろな十字架」を読みました。

 

東野圭吾さんの小説って、読みやすいエンターテイメント・ミステリー小説っていうイメージがあるけど、今作は、裁判や死刑がテーマになっていて、ちょっと難しかったですかねえ。

 

あと、ほかの作品に比べて、テーマが重い気がしました(なんて、東野圭吾さんの小説は、「プラチナデータ」しか読んだことがないので、比べようがないんですが・・・。あくまでも東野圭吾作品のイメージの話です・・・)。

 

 

虚ろな十字架

虚ろな十字架

 

 

 

 

満月の泥枕

 

 

先日、道尾秀介さんの「満月の泥枕」を読みました。

 

読んでて、ちょっと長過ぎるかなあと思ったりしました(このシーン、こんなに長く詳細に書く必要ある?って、読んでて思ったりとか・・・)。

 

まあ、道尾秀介さん自身も、長編小説2冊分の魅力を詰め込んだ1冊、と言っているので、もともとそういうコンセプトの小説で、しょうがないとは思うんですが・・・。

 

なので、もうちょっと削れるところは削って、もうちょっとコンパクトな形にしたほうが、もっと読みやすくなるんじゃないかなあと思ったりしました。

 

あと、道尾秀介さんの小説って、大雑把に言うと、普通っぽい世界観のミステリー小説と、おどろおどろしい世界観のミステリー小説と、2種類あると思うんですけど、今作は前者で、前者のタイプの作品の場合、複数の登場人物たちが、みんなでなにかを成し遂げる、みたいな設定が多いですね。

 

 

満月の泥枕

満月の泥枕

 

 

 

 

サーモン・キャッチャー

 

 

先日、道尾秀介さんの「サーモン・キャッチャー」を読みました。

 

いわゆる、それぞれ別の話がつながっていくタイプの小説なんですが(ネットでの感想だと、伊坂幸太郎さんぽいという感想が多いみたいです)、そういったタイプの小説としては、「こことここがつながるんだあ」という意外性だったり、それぞれの話がだんだんつながっていく、物語のうねりだったり、ドライブ感がちょっと弱いかなあと思ったりしました。

 

道尾秀介さんなら、もっとすごいの書けると思います(今作は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんとの企画ということで、いつもとは違ったものを書こうと思ったのかもしれませんが・・・)。

 

でも、タイトルの意味はうまいなあと思ったりしました。

 

 

サーモン・キャッチャー the Novel

サーモン・キャッチャー the Novel