先日、窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」を読みました。
「ご本、出しときますね?」で知った窪美澄さんですが、窪美澄さんの小説を読むのは今回が初めてです(タナダユキ監督で映画化されてるみたいですね)。
連作短編集なんですが、R-18文学賞を受賞した作品なので、性描写が激しいですね。
で、映画とかでたまにあると思うんですけど、例えば、エロティックだったり、伏線が張ってあって凝った作りだったり、斬新なことやってたりするんだけど、最終的に行きつく先は、例えば、生命の神秘だったり、そういったシンプルなメッセージだったりする、みたいなタイプの作品かなあと思ったりしました。
パッと思いついたのは、映画「愛の渦」とか?(ちょっと違うかもしれないけど・・・)。
あと、内田けんじ監督作品とかもそうかも。
エロくはないですけど、伏線が張ってあって、凝った作りなんだけど、最終的にたどりつくメッセージは、シンプルなものだったりするので・・・。