先日、サニーデイ・サービスのライブDVD「夏のいけにえ」を観ました。
すごいよかったです。
すごいボリュームの、ベスト・アルバム的なライブDVDといった感じで。
もう、代表曲全部やってるんじゃないか、くらいの勢いです(冷静に考えてみると、やってない代表曲ももちろんあるんですが)。
それで、すごいボリュームなので、ライブ丸ごと全曲収録されてるのかなあと思い、調べてみたら、ライブ当日は、2曲目に「素敵じゃないか」をやっていて、どうやら、「素敵じゃないか」だけがカットされてるみたいですね。
これは残念。
「素敵じゃないか」、好きなので聴きたかったです。
と、ここで終わる予定だったんですが、先日、サニーデイ・サービスの丸山晴茂さんが亡くなられた訃報が発表されました(「夏のいけにえ」を観たのも、「夏のいけにえ」の感想を書こうと思い、下書きを書いてたのも、訃報が発表される前だったので)。
残念です。
「青春狂走曲」での丸山さんのインタビューでは、サニーデイ・サービスに復帰することに対して、とても前向きな意思を感じさせるインタビューだったので、体調がよくなり次第、戻ってくるものだと思ってました。
47歳って、健康だったら、まだまだ何十年も音楽できる年齢ですよね。
もう、あのもったりした、それでいて、ブレイクビーツ感漂うドラムが聴けないんですね。
残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
それで、考えてみたんですけど、「苺畑でつかまえて」は、丸山さんが叩いたドラムをエディットして使ってる、みたいなことを、以前曽我部さんがインタビューで言ってたと思うので、この先、世に出ていない丸山さんが叩いたドラム・トラックをサンプリングして、ループさせて、その上に田中さんがベースを弾き、曽我部さんがギターを弾いて歌を歌う、という、ヒップホップ的な手法かもしれませんが、そういった3人での曲作りの仕方もアリなのかなあと思ったりしました。